プライズフィギュアのスケール、大きさの話(雑談)

 

プライズ(ゲームセンター等の景品)フィギュアは、一昔前は1/8スケールくらいのが多かった気がする。

特に美少女フィギュアと言えば1/8みたいなところもあったと思うし、
メーカーが出してるスケールフィギュアだけでなく、
プライズのフィギュアでも男キャラ女キャラ問わず、1/8くらいが多かったんじゃないかと思う。

そういう中で
1/7スケールや、もっと大きいものも出たりしだして、
プライズでこんな大きな人形作って(価格面で)大丈夫なんだろうか?と疑問に思ったものだった
(現在はそうした大きめのフィギュアは、くじの景品という形を中心に存続されているようにも思う)。

そういうなかで、材料費や人件費などの問題も絡んでいるのかもしれないが、
段々1/10くらいの、少し小さめの物も見られるようになっていったように思う。

この作品の、このシリーズは1/10くらい、という風に、1/10の領域が段々増えていき、
今は結構な数が1/10で作られてるんじゃないかなと思うまでになった。

 また、ぬーどるすとっぱー等の、カップラーメンの蓋に乗せる用途、の商品が人気だったのか
各社も後追いをしつつ、座らせる人形というフォーマットが定番化していった。

ラーメンの重しとして丁度いい重さや大きさというのもあるのか、
そういった類の人形には1/10程度の物が多い。

 個人的な好みを言わせてもらうと、1/8というのは結構大きさもあって
存在感もある一方で、ちょっと大き過ぎるかなと思う面もある。

飾るにも場所も取るし、増えてきた時の管理も幅を取る。

展示のための潤沢なスペースが、一般的には海外程は期待できない日本の住宅状況において
1/10くらいが、存在感とスペースの、良い塩梅を持ってるんじゃないかという気もする。

 プライズのスケールの中心が1/8から1/10に下がってきたように

1/12のプライズも最近はたまに見かけるようになった。

必殺技等のエフェクトパーツが多用されていたり、
フィギュアの土台となるベースがジオラマとして凝っていたり
人形本体だけでなく演出が主役になってるようなものに、そういう事が多い気がする。

キャラクターが印刷されたアクリルのパネルが、展示用途で付属したりしてるもの等もそうで、
付属物の材料費などの事もあって人形本体がスケールダウンしたのかなと思ったりもする。

 

 最近は1/12程度の「大きめのトレーディングフィギュア」等もあまりなくなり、
1/12のフィギュアは主に可動フィギュアくらいでしかお目にかからなくなってきただけに
同程度のスケールの人形がプライズで展開されると、可動フィギュアと組み合わせられたり幅が広がって面白さが増す。

1/12は、可動フィギュアには丁度良いサイズ感だと思うし気に入っているが
如何せん最近は高額化してきた事と、あまり豊富にキャラクターが商品化されるとも限らず
どこか地味なものになりがちなので
そういうものを発展させる意味でも、1/12のプライズが展開してくれる事は有り難く、期待もしてしまう。

 どうせなら、プライズのスケールが1/8から1/10にシフトしていったように
エフェクトや台座等、オマケパーツが凝っているフィギュアでなくとも、
普通に1/12で定着してくれれば、可動フィギュアや1/12のスケールを愛好してる自分としては嬉しかったりするが

まあ、人形にもある程度の大きさや存在感がないと、景品としては目立たなくて、一般の人のウケも悪いかもしれないので
1/10くらいの大きさは必要かも、とも同時に思う。

 今の所は、スケールが1/10程度に下がった事を喜び、
たまに紛れてる1/12のプライズを注視しつつ、1/10サイズでの遊び方を模索していこうかなと思っておる次第です。

今後はそうした1/10のプライズを中心とした、挿げ替え改造をここで展開していけたらと思っています。

ぼちぼちやっていくので生暖かく見守って頂けると幸いです。