「フィギュアーツ 超サイヤ人ベジータ〈危険なプライド〉」の頭部を
「スーパーサイヤ人ベジータ-目覚めるスーパーサイヤ人の血- 」 の体に取り付ける、
挿げ替え改造を行いました。
フィギュアーツ 超サイヤ人ベジータ〈危険なプライド〉
(以下「危険なプライド」と表記)は
頭部の造形が秀でているが
人造人間編初期のベジータをモチーフに造形されているため、
体の作りが若干細めという特徴があった。
マッシブな体に挿げ替える事で印象がどう変化するのか
という事を確認したく、今回の改造に至った。
以下が加工前の画像です。
向かって右の頭部を、向かって左の体に取り付けるという加工になります。

で、こんな感じになりました。
左が加工したもの。右が無加工の〈危険なプライド〉です。

以下、画像を続けて紹介していきます。
腕組みパーツを使用
叫び顔に交換
というわけで一連のポージング集でした。
超サイヤ人ベジータ〈危険なプライド〉は、
頭部の造形や表情パーツがよく出来てるので
別の体に乗せ換えてもなかなか映えると思います。
さらには、通常の頭部と髪のなびいた頭部が二つ付属し
実質的に頭部が二つ入っている状態なので、
使わない方の頭部を別の体に挿げ替えるという風に
遊びの幅が広げやすいのも嬉しいところです。
この仕様は大いに歓迎しますし、他キャラクターにも取り入れて欲しいです。
いずれはセル第二形態や、それに併せて超ベジータの新商品等も出るかなと思いますが、
それまでの繋ぎとして、今回のような加工改造を通じて可能性を探っていこうかなと思います。
というわけで、
【SUGEKAE】フィギュアーツ 超サイヤ人ベジータ〈危険なプライド〉頭部 挿げ替え 改造 〈ベジータ-目覚めるスーパーサイヤ人の血- ボディ〉 でした。
以下で、備忘録も兼ねて
今回の加工工程を残していますので、興味のある方はご覧になってみてください
(※各人で加工改造を行う際はくれぐれも自己責任でお願いします。
予期せぬ不具合、怪我、破損等が発生しても責任は負いかねます)。
(ここから先はフィギュアの分解画像が出てきますので苦手な方はご注意を)。
まず、乗せたい頭部を
「目覚めるスーパーサイヤ人の血 」の体にそのまま乗せてみました。

ああ、上手く接続すれば結構良い感じになりそうだなと、完成形を予測
(この段階で加工後の大体の感じを推察し、加工するかやめるか決めます)。

まず二つのフィギュアの構造を理解するため、軽く比較してみました。

「目覚めるスーパーサイヤ人の血- 」の方は
ボールジョイントの受け部がこういう箇所についてるんだなーと把握
「危険なプライド」の方は後頭部側に受け部があるんだなーと、
両者の違いを把握

体と頭部をそれぞれ入れ替えて、組み付けようとしてみると、
どちらも上手く入らなかったため
ジョイントの径が違うんだろうという事を把握。
接続するには何らかの加工が必要という事が分かった。
それぞれのジョイントを目視すると、「目覚めるスーパーサイヤ人の血- 」(左)
の方がボールの径が大きい事が分かった。
(加工にはあまり関係なかったが、首の下の接続も一応撮影したので資料として)
(左が「目覚めるスーパーサイヤ人の血- 」)
体として使う「目覚めるスーパーサイヤ人の血」側のボール径を確認するため
市販パーツの、ボールジョイント受けパーツをいろいろ取り付けてみる。
径が5ミリでは大き過ぎ、3ミリでは小さ過ぎたので
4ミリを試してみるとピッタリ合った。
4ミリボールジョイント用の受けパーツがピッタリ合ったので
「目覚めるスーパーサイヤ人の血」のボール径は約4ミリだ
という事にして加工を進めていく
(使用したのはwave製の4ミリボールジョイントパーツの受け部)。
接続に必要なさそうな、三本軸があるうちの、軸二つをニッパーで切除。
この受け部分を
頭部の方の適当な位置に取り付けられれば、
体の方のボールジョイントと、頭部の方の受け部分で接続できそう。
で、受け部分のパーツには軸が付いているので、それを頭部の方に差し込んで
接続したら安定しそう。
パーツに付いてる軸の径は、パーツの説明書きによると3ミリとの事なので
それに相当する太さの穴を頭部の方に開けて、
接続してみよう、となりました。
じゃあ実際に穴を開けていこう、という事で実践。
妥当な箇所に穴さえ開けられればいいので
やり方は人それぞれのやりやすいやり方でやってもらえばいいと思うのですが、
一応自分のやり方を解説。
まずリアルタッチマーカーなどの、跡が残りにくい、簡単なマーカーみたいなものを使って
で、接続したい頭部を付けて、適当な位置を探す。
このくらいの位置でしっくりくるかなと思ったら外してみて
頭部の方を見てみると、ジョイントの当たった辺りの部分に色が移っている。
ここで重要なのは、
どこのポイント(点)に正確に穴を開けるか、というより
どのライン(線)上に穴を開けるかという事。
言い換えると、縦軸がしっかり体の中心を通っていれば
前後の穴の位置が多少違ってもそこまで影響がない、と。
この縦軸が左右にズレていると、接続した際の顔が左右にズレて
体と顔の軸がずれ、寝違えたような、違和感のある感じになってしまいかねない。
軸が左右にズレていなければ、前後の位置が多少違っても
加工後の印象に大きな影響は及ぼさない場合が多い。
今回のベジータの場合、
M字の前髪の生え際の構造から、顔の中心位置が分かりやすいデザインになっているため
中心のラインを把握しやすいモチーフだなと。
で、中心のラインを決めたら、穴を開ける位置を決めて、目印になる点にペンで印をつける。
次に安定して穴を開けられるようにリューター等で少し削ってガイドをつくる
(キリや目打ち等で、穴を開けるとかでもいいと思います)。
少し削ってアタリをつけた状態。
次に穴を開けていきます。自分は一気に3ミリ近い穴を開けずに
失敗のないように細いピンバイスで穴を開け、段々大きくしていきます。
左から、0.9 1.8 2.7ミリの三本を使いました(工具が汚くすみません)。

キッチリ2.0ミリ、3.0ミリ、という径を選んでいないのは
軸径に対してすこし細めの穴にする事でそれぞれの軸が抜けにくくなり、
軸がスポスポと抜けないようにするためです。
今回で言えば、3ミリ軸用に3ミリを開けるのでなく、
少し小さい2.7ミリの径を使って様子を見ます。
2.7ミリより下のピンバイスの径は今回で言えばなんでもいいです。
2.7ミリで穴が小さく接続がキツかった場合に、3ミリ等で追加で穴を広げるのは簡単なので、
まずは小さめの穴を開けるようにしてるという事です。
まず0.9ミリで穴を開け、
どのくらいまで掘れそうか、貫通しなさそうか等を見ながら掘り進めます。
次いで、1.8ミリで穴を広げます。この時に穴が斜めになったりしないよう
上述した縦の軸、角度に気を付けて掘り進めていきます。
仕上げに2.7ミリで穴を開けます。
掘り進め過ぎてフィギュアを貫通したり、
開けた穴が大き過ぎてフィギュアの外側が破れたりしないように気を付けます
(フィギュアに破れが起こる前には膨らみ等でその気配を察知できます)。
穴が開きました。
受けパーツを接続してみました。
結構、パーツ内部の空間的余裕がないので、
今回のwaveのパーツの場合、球形の受けパーツの方が
取り付け後のクリアランスに余裕がでるかもしれません。
体のジョイントをはめ込んでみました。
パチッと嵌りました。
表情パーツをつけてみました。
まあとりあえず問題はなさそうだったので、もうひとつの頭部パーツも同様に作業しました。
ジョイントを刺して(球形の方がやはり内部はスッキリとしました)
接続して
表情パーツを付ける
頭部の接続位置に違和感がないか確認
まあこんなもんかな、と思えたので終了。
もし今回、頭部パーツが首に埋まり過ぎてるとか、首が長過ぎる、といった
違和感が発生した場合は
頭部の内部を彫刻刀やリューターで掘り進めて
ジョイントを深く埋めるように加工したり、
反対にジョイントがもっと下に来るように加工したりといった調整を施して
ちょうどいい位置に来るように修正したと思います。
というわけで一応完成という事になり、上のポーズ写真に至ります。
ちなみに、今回接続したwaveのジョイントを抜き取れば
頭部に最初から開いている後頭部の穴に「危険なプライド」の体を元通り接続する事もできましたが
後頭部の穴と、上部に新しく開けた穴の位置が近いため、
それが多少影響しているのか、
プラプラという程ではないですが、接続が若干緩く
可動に渋みが減った感じはありました。
穴が二つになり、一応どちらの体にも付けられるようにはなりましたが
基本的にはどちらかの体で使うと決めて、その体用の専用頭部として運用した方が遊びやすくて無難かなという感じはしました。
今回の改造によって、商品に予期せぬ弊害が起こる可能性もありますし
品質を保証するようなものでは全くありません。
あくまで各人の改造や、遊びの参考として役立てて頂けると幸いです。








































