S.H.Figuarts 超サイヤ人ベジータ〈危険なプライド〉
・メーカー:■BANDAI SPIRITS
・販売形態:■一般店頭販売
・発売月 :■2026年4月
・定価 :■4,400円(税10%込) 4,000円(税抜)
・出展作品:■ドラゴンボール
・全高 :■約15㎝(筆者の体感)
・要約
頭部の造形をはじめ、全体として見映えが良く、可動域にも大きな問題は感じさせないが、
過去のベジータの商品よりも腕や脚が細めに造形されている部分で
好みが分かれるかもしれない。
そうした諸々を以下で詳しく紹介していきたい。
箱、パッケージ
箱裏アップ
全体を一周
前後 アップ
顔 表情パーツ一覧 と髪のなびいた頭部パーツ
通常付属顔 ニヤリ顔
真剣顔 目線は真正面でなく、微妙に左を向いています
食いしばり顔 目線は右向き
叫び顔 目線はまっすぐ
頭部を 髪のなびいた頭部パーツ に交換
一通り表情パーツをつけてみます
・可動機構の特徴 と紹介
首
頭部パーツが上下に多少可動するので
首部分の埋まり方、見た目を好みで変えられます。
悟空の新素体等でも見られた機構。
頭部を上げて、首が長くなってる状態
肩周り
腕はある程度前に引き出せるようになっています
上から見た図、まあこのくらいは引き出せます
腕を上げると、胴体の中のカバーパーツも一緒に付いてくる感じ。カバーパーツは軟質素材。
あと、戦闘服における肩紐のような茶色の部分。
これも別パーツになっていて、腕を上げると連動して付いてきます。
後ろも同様の構造
前屈、のけ反り
前屈はこのくらいさせられます。見た目的な違和感はそれほどでもなし。
んで、のけ反り。
大きめにのけ反ると、胸部の空洞が露出してしまいます。
これは悟空の新素体や、亀道着クリリンと同様で
原型師の特徴でしょうが、個人的には残念に思う部分です。
まあ悟空やクリリンよりは空洞が目立たないのでまだマシかなとは思えますが
(麻痺してきてる)
下半身
脚は前に結構蹴り出せて、
真正面も簡単ですし
そのまま上にまで上げられます。優秀な可動範囲と言えるでしょう。
膝
膝は最近のDBアーツでよくやられる単軸関節じゃなくて別パーツの二重関節です。
他の商品も普通に全部これでいいと思うんですけどね。
このくらい曲がります。見た目も可動範囲も問題なし。
・付属品一覧
手のパーツの他に、腕組みパーツと、ブーツのつま先部分が違うバージョンが付属。
こっちの靴の方が登場の機会が多く印象も強いので、靴が選べる仕様で良かったです。
靴を交換
腕組みパーツ
・高さ
髪の毛の先まででちょうど15㎝という感じでした。
新素体の悟空と比較したらこんな感じです
パッと見の違和感はそこまで感じませんでしたが
時間ができたら作中との身長差の比較等もやってみようかなと思います。
以下 適当にポージング(※商品にスタンドパーツは付属しません)
・まとめ
というわけで、素体が変更されて一発目のベジータでした。
担当したのは悟空やクリリンの新素体と同じ原型師なのかな、という感じですが
それら商品よりは、構造的に軟質パーツなどを組み込んで、「凝る」余地が少なかったのか
割と今迄通りの無難な構造になっていました。
上半身に発生する空洞も、悟空のような腹部でなく、胸部に多少出てくる感じだったので
そちらほど目立たず、まあ許容範囲かなとも思えましたし。
造形的には、体が今迄のベジータの体よりも腕や脚が細く造られているかなというのはあるのですが
それが直ちに違和感に繋がってるという感じでもなく
好みは分かれるかもしれませんがこれはこれで良いという人も結構居るかなと
(自宅の過去の商品が埋もれてしまっているので、整理できたら比較等してみるつもりです)。
今回の商品のモチーフになったのは
靴先のデザインや、見本写真で再現を試みているイラスト、
「危険なプライド」という商品名等から察するに
原作で19号をボコったり、18号と戦って負ける辺りの
精神と時の部屋で修行する前のベジータかと思うので、
このくらいの細さでいいとなったのかもしれません。
論より証拠なので、比較のために原作のコマを引用してみます。
出典:『ドラゴンボール』其之三百五十二、其之三百五十三より(鳥山明/集英社)
© 鳥山明/集英社
筋肉表現など、描写には場面場面で「揺れ」が発生するものですが
個人的にはこの時期のベジータとして、今回の商品はそこまで違和感は感じませんでした。
身長的にも18号と同じ程度で小柄に描写されてますし。
また、何気に戦闘服の色味が普通に見本に近い青色だったのは嬉しかったです
(今迄のは見本の青から紫寄りの色に変わる事がよくあったので)。
頭部の造形的には、悟空同様、過去の商品よりは元絵に似てるとは思いますし
頭髪も無難な黄色とつや消しの仕上げが綺麗に纏まっていました。
表情パーツも、イラスト再現のために真剣顔に目線は付いていましたが
それもほぼ正面顔で、気にならない程度でしたし、
食いしばり顔、叫び顔といった無難な顔が揃っていました。
個人的には、DBフィギュアーツの原型師の方には変に凝った機構を増やさず、
場面再現のための汎用性の乏しい表情パーツばかりに向かわず
今迄の流れの中で、工夫を加えて、無難さを兼ね備えた良品を造っていって欲しいと常々思っております。
本商品は、全体として高い見映えを備えており、価格もかなり抑えられているので
サイズ感や体の細さが気にならなかった人にはお勧めできる内容でした。
以上
S.H.Figuarts 超サイヤ人ベジータ〈危険なプライド〉レビュー でした。
































































