フィギュアーツの、往年のカプコンゲーム版風スパイダーマン
S.H.Figuartsスパイダーマン(GAMERVERSE)の簡単なレビューと感じた問題点について書きます。
全体的な商品の紹介や所感は、「はっちゃか」さんのレビュー記事が詳しいので
気になる方はそちらをご覧ください(https://hacchaka.net/archives/52130788.html)
(色味は、青色部分が少し実物と違って映ってる感じがあり、実際はもう少し見本の画像に近い明るい青です)
ここでは、上記記事で掘り下げられてなかった感のある要素を中心に
記録として残していきたいと思います。
サイズ感 スケール感
サイズ感としては同シリーズS.H.Figuartsサイクロップス(GAMERVERSE)や
フィギュアーツのリュウ(画像の物は汚しを入れています)と同程度、少し大きいかなくらい
5ミリ単位で言うなら15.5㎝程度、16㎝には届かないくらい。
細かく言うと、体感的には15.7㎝くらいの印象。
左、ストームアリーナのリュウ、 右、JADAのリュウともほぼ同じ程度の高さで
少しスパイダーマンが高いかなくらいの印象。
スパイダーマンの身長設定を調べてみると
177.8㎝という物が多く出てくる。
これを約178㎝という事にして今回の商品でスケール換算すると
全高15.5㎝とした場合 1/11.5 程度のスケール
全高15.7㎝とした場合 1/11.3 程度のスケールという感じになる。
リュウの身長設定が175㎝程度なので
身長差も合っていて、世界観、縮尺率を共有してる感じがある。
1/12より大きく、1/11よりは小さい、
二つの間くらいのスケール感かなという印象を持った。
1/11寄りの1/12フィギュアという言い方もできるかなと。
スケールについては記録を残せたので、次に、触っていて気になった所を挙げてみたい。
・感じた問題点
それはと言うと股関節周りのとある構造ですね。
これが全体図。
こっから当該箇所に寄っていきます。
腰骨辺りのパーツにご注目
脚を上げていきます
この辺りでパーツに隙間ができ始め
隙間が大きくなっていき
パキっと音を立てて、接続が外れます。
この状態を引きで見るとこんな感じです。脚を前に上げたら腰骨辺りのパーツが外れた、という絵です。
もう片側においても同じ事が起こります。
脚を上げると
パキっと外れます。
スパイディらしいダイナミックなポーズを取ろうと思って遊んでると~
パーツが外れます。
最初、この現象が起こった時、だいぶ面食らいまして、
誤って壊したかなとか、接着の甘い初期不良を引いたかなと思ったもんですが、
メーカー側には元々織り込み済みの仕様だったと、後から説明書を読んで分かりました。
説明書当該箇所のアップ
えぇ…(ドン引き)。 という。
これって起こる前提で設計されてたんですか?と。
外れたパーツは多少てこずりながら、またパキっとハメ直す事もできるのですが
接続のピンも細いですし
何度も繰り返してるといつか軸が折れてしまいそうだなとか
パーツの隙間が広がっていきそうだなという恐さがあります。
場合によっては仕様に気付く前にピンごと折れる破損を起こしてしまう人も出てくるんじゃないかなと。
可動フィギュアはある程度丁寧に扱う事が必要な玩具とは思うのですが
まだ不慣れな人や、いろんな性質の人が世界中で遊ぶだろう事を考えれば、
今回のこの仕様は少々、乱暴過ぎる構造になっているんじゃないかなと思いました。
最近のフィギュアーツ製品は積極的に軟質パーツを採用している傾向がありますし
ここにこそそういった工夫やアイデアを盛り込む余地があったのではないかなと
なんらかの改善点であるように映りましたね。
楽しみにしていた玩具がすぐ壊れてしまったりしたら買った人も残念ですし
その対応を迫られるのはバンダイ的にも嬉しくないと思うので、
何か他に手はなかったのかなという感想を持ちました。
以下 超適当にポージング写真(スタンドは製品に付属しておりません)
見本写真にあった
マブカプなど、格ゲー内ドットの基本姿勢再現を試みる
雰囲気は出ているが、なかなか再現は難しかった。
油断すると脚を上げ過ぎてパキっと「脱臼」するのも難。
総評
ゲーム内ドットを表現する、というこのシリーズが目指してるであろう試みは
なかなか面白いと思って肯定的に捉えているのですが、
なんせ、詰めの部分が甘い、というのが印象ですね。
今回で言えば、まず股関節周りの機構の危うさに、これ大丈夫か?と思ったというのもありますけど
そうでなくても、例えばスケール感みたいなものが、サイクロップス等同シリーズ内でも
一貫させられてないような印象もあります。
確かにゲーム内のドット絵ではその辺は曖昧になって同じような身長になってる節もありますが
実際のキャラ設定としては10㎝くらい離れてるという事もあるようなので
そこってフィギュアにするにあたって上手く差を付けても問題ないというか
むしろそうした方が無難な箇所なんじゃないのかな、というのは思いました。
特に海外のユーザーはその辺りの身長差の部分には強いこだわりを持っている人が多いようで、
サイクロップスの胴を延長するような加工を行う向きもあるようです。
最初からバンダイ側で統一してたらよかったのに、というひとつの証拠のような動きだなと思いました。
見本段階ですが次にリリース予定のウルヴァリンも全高が同じくらいに作られてるように見受けられるので
また一荒れしそうだなと(ウルヴァリンは低身長気味の設定なので)。
後はカラーリング、色味に関しても、
ゲーム内のグラフィックに忠実とは思えない感じもあって、中途半端だなというか惜しいなと。
マブカプ等でのスパイディの特徴は、水色もそうですが、赤色部分にこそあると思うんですよね。
橙がかった朱色っぽい赤。
それと水色との対比が得も言えぬ良さに繋がってるんじゃないかなと。
今回の製品はそこを目指したはずなのに、赤色は結構よく見るスパイダーマンっぽくて
どうせならもっと朱色にすればよかったのにな、という感想を持ちました。
水色ももっと水色でよかったかなと。
体の網目模様の墨入れ仕様が見本と変わったという事で批判があったようですけど
個人的にはそこよりも色味自体の事が気になりました、という。
サイクロップスの黄色も、製品はオレンジ過ぎる感がして、ゲームのドットや
イラストはもっと黄色い感じなんだと思いましたし。
なーんか、いろいろ詰めの甘いシリーズ、という印象が拭えないですが
まあ選択肢が増えるのは良い事だとも思うので、続けられるだけ永遠に続けていってくれたらと思います。
個人的にはサイロックやローグ辺りが、イラスト寄りの絵で立体化できれば
他社製品と差別化になっていいと思うので製品化希望です。
あとヴェノム、セイバートゥース、オメガレッド辺りなんかも、出せるもんなら出してくれや、という感じです。
製品の供給量が需要に対して不足しがちな感じも良いと思いません。
生産量を増やし、再販等を小まめに行い、十分な供給をして欲しいところ。
以上となります
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